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テンペスト (上・下巻)

テンペスト (上・下巻)

書名
テンペスト (上・下巻)
著者名
池永永一
出版社
角川文庫

読んだのは2年ほど前ですが、最近、仲間由己恵主演で舞台化されて、NHKでもドラマ化が決まり、再注目されている作品です。

江戸時代末期、清国と薩摩藩との二重支配という複雑な政治背景を背負った琉球が、この物語の舞台です。武家は刀を持つことを禁じられ、武家の男子は皆、刀を筆に持ち替えて科試(官僚試験)に合格することを家の名誉として勉学に励む毎日。主人公の真鶴もそのような武家に生を受けるが、女であるため、いくら優秀であっても官僚になることはできない。ある日真鶴は女の性を捨て、男として生きる決意を固め、宦官・孫寧温を名乗り、性を偽って官僚の世界に入っていく・・・。

主人公の孫寧温(真鶴)は13歳にして科試に合格、最年少記録を塗り替え、13ヶ国語を操り、四経五書を暗唱する超天才、謀略渦巻く王宮で、あるときは男、あるときは女として大活躍します。

清国・薩摩・西欧列強の狭間で外交の荒波を、琉球という小さな島国が知恵を振り絞ってくぐり抜けていく様は、今の日本と重なります。現在の日本に孫寧温のような優秀な外交官は現れないのか、やはり教育の大事さを改めて感じさせられました。

「答えの無いところに答えを出すのが外交だ」と本文中にありますが、まさにその通りですね。沖縄の基地問題を始め、様々な外交問題にみんなが納得する答えは無いと思います。でも何かしらの決定はしないといけない・・・。無力な私は、ただ孫寧温のような人物の到来を待ちつつ、子供の教育に精を出す今日この頃です。

2014-12-02 11:58:41

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